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| 1. 電炉業はリサイクル産業です |
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電炉の主原料は鉄スクラップです。鉄スクラップの主な発生源は、橋、ビル、自動車等が解体されて発生する「市中回収スクラップ」と、自動車、造船等の生産工場から発生する「加工スクラップ」、鉄鋼工場から発生する「自家発生スクラップ」です。 |
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このうち市中回収スクラップは、過去に消費された鉄鋼のストック(鉄鋼蓄積量)から発生します。 |
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市中回収スクラップは、鉄鋼蓄積量の約2.5%程度が毎年回収されるといわれています。鉄鋼蓄積量の増加で、市中回収スクラップも今後増えていくことが予想されます。
(現在、わが国の鉄鋼蓄積量は13億トンに達しており、30年前の2倍に増加しています。) |
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| 2. わが国の鉄スクラップ需給量はどのくらいか |
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わが国の2008年度の国内向け鉄スクラップ供給量は年間約4600万トン、うち電炉は約60%に当たる約2700万トンを消費しています。
(この他、転炉で約1200万トン、鋳物用他で約700万トン消費し、輸出に約630万トン。) |
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「自家発生スクラップ」(約1420万トン)のうち約270万トンが、電炉工場で発生し全量再使用しています。 |
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自動車等の生産工場から発生する「加工スクラップ」は年間約600万トン。大部分が電炉工場、鋳物工場、高炉(転炉工場)で再使用されます。 |
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ビル、橋、自動車等が解体されて発生する「市中回収スクラップ」は年間約2700万トン。大部分が電炉で再使用されます。 |
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| 3. 電炉はなぜ省エネなのか |
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電炉工場では鉄スクラップを溶解し、さらに精錬、圧延して新しい製品を造ります。鉄スクラップを主原料とする電炉法は、鉄鉱石を還元する高炉法に比べて省エネルギーに適した鉄の製造方法です。 |
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| 4. 電炉業は電気というクリーンエネルギーを上手に利用しています |
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電炉工場のエネルギーのほとんどは電気です。しかも大部分は電力需要が少ない夜間に使用していることから、電力会社の効率的な発電供給(負荷平準化)に寄与しています。 |
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電炉工場での夜間の電力使用比率*は80%以上に達しています。 |
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* 夜間電力使用比率=〔年間夜間(夜間+軽負荷+最低負荷)使用電力量〕/年間総使用電力量×100
出所:日本鉄源協会 |
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【鉄鋼蓄積量と市中回収スクラップ回収率の推移】 |
【わが国の鉄スクラップ供給量と需要量】
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注1. |
電炉需要のうち「加工スクラップ」の使用量は、統計で判明している全業態・全国計の18.6%を使用し示した。 |
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その他(雑品等)は、財務省「貿易統計」(HS品名コード720449-900)より、銅を含む解体鉄スクラップ等で輸出分。 |
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出所:鉄源年報 |
【電気炉リサイクルフロー】
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